2020-11-11

[]木尾士目げんしけん二代目」再読

久しぶりに一気にまとめ読みした

サクッと読めるのはい

読む前と読んでるとき:二代目評判悪いイメージあるけどやっぱ好きだな

読み終わって:うーん、今よむといまいち・・・

やっぱ初代にくらべると見劣りしちゃう

読んだあとずっと残るものがほぼないに等しい

おっと思うところもたまにあるけどほんと少ない

初代みたいに、もとい、木尾士目の初期マンガみたいに、こじらせたような読んでて恥ずかしくなるような意識高い感じとか、

行間で読ませるマンガならではのものっていうのがかなりなくなってる感じがする

ぢごぷりでの大コケにびびったのと、良くも悪くも漫画家としてこなれちゃった感じ

まあ二代目といいつつ実質斑目アフターになってる時点でお察しだけど

結局2代目の看板に頼らざるを得なくなってる時点でアレなのに、看板だけじゃなくて中身も初代の人気キャラに頼っちゃった時点で、もう輪をかけて失敗作なんだよな・・・

巻数は初代より多いしアニメ化もされたけど、マンガとしての密度は初代に遠く及ばない

いやちげーのよ

昔読んでたときはむしろ2代目擁護派だった

でも年取って内容知った上で改めて再読すると、いろいろアラとか残念さのほうが目立って目についてしまったという

ゆーても二代目の1巻が2011年5月でほぼ10年前になんのか・・・

当時どうだったっけなあ

スマホの普及率も全然低くて、まだ今ほどオタクライト化してなかったときから、古いオタク像と新しいそれとのちょうど境目だったのかなあ

311で10キロ歩いて帰ったこと思い出すわw

あとやっぱフィクションむずいんだろうねと

初代のあの空気感は少なからず作者本人の実体験もあるから濃いんだろう

クリエイターはそのときしかつくれないものがあるからほんとこえーわ

まあパンピー観測できるのは世に出たものだけだから、出なかった可能性を考える意味はないんだけど

でも伊坂幸太郎砂漠あとがきかいてたみたいに、今の自分にはこれはかけないといわしめるようなもの、たくさんあるんだろうなあ

一発やとかもそのたぐいかなあ

そう考えると文化ってほんと儚いなあ

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