突然だが、わたしは重いものを持つのが苦手だ。そもそも持ち上がらないし、頑張っても腰が痛くなるだけだった。高校生の時図書委員だったわたしは、新学期の教科書配布、図書館の蔵書点検など重いものを運ぶ役目がたまにあった。そういう時は、近くにいる男子に「重いから半分持って」と声をかけて持ってもらうこともあったし、男女の図書委員どちらかが取りに行けばいいときは、「重いから持ってきてもらっていい?」と頼むこともあった。
頼まなくても、男子が自分から「重いから持つよ」ということもあった。
最近の男女差別是正の話で、男の子だから重いものを持たなければいけないのか、という記述を見て、もしかしてわたしがしていたことは男女差別だったのか?と疑問に思った。でも、そうは思えなかった。わたしはたまたま重いものを持つのが苦手で、周りに持てる人がいたから頼んでいただけで、人と人の助け合いみたいなものの一つだと思っていた。でも、こういう風に思ってしまうことが、自分は自覚なき差別主義者で、誰かを傷つけていたらどうしようと思ったのだ。
ちなみにわたしは手芸が得意である。文化祭の時の衣装をよく縫っていた。私やっておくわ〜って言ってたのは、わたしの得意を生かしていたのではなく、手芸は女性がやるものという潜在意識の元、女性らしさを行使しようとしていたのだろうか?
と、言ってみたものの、やはり私はそうは思わないのだ。多分わたしは効率よく、という言葉が好きで、他の人がやるの1時間かかる手芸をわたしが30分でできるならその方がいいし、教科書を1回で運べる人がいるのならば、わたしが3回に分けて運ぶより全然効率が良くていいと思うのだ。そもそもクラスメイトが着る衣装を作ってること自体が楽しかった。
ふつうにどうでもうんち
「あなたは私よりも重いものを持つのが得意なので、重いものを持って欲しい」と頼むのは差別ではないけど、「あなたは男性なので、女性の私よりも重いものを持つのが得意でしょう...
でもキモくて金のないおっさんは統計的に正規雇用しないほうがいいから試すこともせずに不採用にし続けるのは差別ではないし特に問題ないんですよねわかります
例えばなんだけど、目の前の男の人が筋肉質だから重いもの持てるだろうなって思うのはどう? そもそも男の人は女性より筋肉質であることが多いから、それによって判断するのは良く...
筋肉ゴリラ女子がいたら頼むと思うんだけど、個別の判断なら男女差別じゃないでしょう。統計的にある特徴がある属性に多いのを理由にある属性を判断するのは差別になるだろうね。 ...
「見た目が筋肉質」なら「見た目が筋肉質だから」を根拠として頼めばよい。そこに性別云々が論理的に入り込む余地はない。 もし「見た目で判断すること自体が差別なのでは?」とあ...