小学生のころ読んだ本に出てくる大学で名前を覚えられたものといえば、東京大学と早稲○大学くらいのものだった。なぜか慶應義塾大学の話が出てきた印象はない。
そのころ東京大学に抱いていた印象はとにかく頭がいいという印象とテレビで宣伝された変人奇人が多いという2つの印象で、後者はともかくとして前者は正しかった。
一方、親の蔵書から適当に取り出した書籍に出てくる早稲田大学の話はだいたい退廃的な営みの話であり、それはつまり麻雀とタバコをどれだけやったかみたいな話が数ページ書かれているだけというもので、ほかには野球選手の自伝で回想に出てくるやたら人数の多い名門で、こちらもやはり麻雀とタバコの話が主だったので、よいイメージがなく、小学生の自分にとってはとても頭が悪いところなのだろうと勘違いするには十分だった。
高校1年生になり、授業で大学を調べる際に偏差値ランキングの上に存在する○稲田大学におどろいた。なんとあの名古屋大学と同じくらいではないか。名城大学はまだしも、まさか名工大の遥か上だとは……
しかし大人になって○○○の卒業生と話してみると、やはり彼らは麻雀とタバコを主にしていたし、社会に出てからは金融犯罪をしていたりするので、一周回ってやっぱり頭悪いんじゃないかと思ったりした。
バカというか、昔からバンカラが校風だからね
早稲田にもバカでも入れる学部は昔からある
早稲田の隣じゃなくて?
実際、早稲田は人数が多いから どうしようもない馬鹿から世代トップレベルまで揃ってるんだよ 田舎から東京で遊ぶために大学に進学するようなカッペが多い
でも入試を受けて入学してるんじゃないの? 名前だけ書けば受かるの? 早稲田大学って
早稲田は二次試験マークだからな
おじさんの時代はそうだったのかもしれないけど、今はそんなことないよ
そのくらいの感覚で入った。