家族が転勤族だったため故郷の定義は難しいけれど、2度目の滞在となる今の場所にはなんだかふる里のようなものを感じる。
東京以外の暮らしは不便だなんて話がよくあがるが、私にとっては今の暮らしのほうがよっぽど便利である。
映画、カラオケ、水族館、美術館に銭湯と、娯楽や文化施設はなんでもあるし、ヨドバシもある。
以前よりも家からの距離はどれも近くなって、自転車や徒歩ですぐいけるようになった。(コロナであまり出かけていないけれど)
以前はクレカが使えない店が多かったけれど最近はPayPayに対応した店が増えてきたし、Uber Eatsの加盟店も増えているようだ。
東京でも渋谷や池袋、銀座のような中心地に住んでいたらなんでも近くにあったのかもしれないけど、バカ高い家賃を払うか鳥小屋みたいな家に住むかの選択を迫られるのは皆さんよくご存知だろう。
中心地から少し離れたところに住むとなると、どこに行くにも電車で移動しなければならず、なかなか大変である。
以前に自分が住んでいた家の近くは食事処やカフェがあまり多くなく、すぐに飽きてしまった。
とはいえ開催されるイベントの多さと、人と仕事の多さは東京が一番なのは間違いないだろう。
東京に住むより前、毎年2,3回は東京に行っていたことを思い出す。
東京以外の友人も多いけれど、東京に住む友人も多くなってしまったので、今後はもっと頻繁に訪れるかもしれない。
給与も上がったし、今の場所での暮らしに満足しているといいつつもこうやって東京との比較をしてしまうのには、東京とそこに暮らす人々への恋しさがあるのだろうなぁ。