2020-06-14

どうして「黒人いのち"も"大切だ」じゃないんだ

Black Lives Matter は普通黒人いのち"は"大切だ」と訳されるけど、どうして黒人の命だけを問題にしているんだろうと思っていた。

先日、アメリカ人牧師に話を聞く機会があって、こんなふうに教えてくれた。

例えば、地球宇宙人が大量にやってきたとしよう。

最初宇宙人たちは特に何もしてこなかった。

どうやら言葉が通じるようだったかコミュニケーションを試みたりして、平和的に共存できるかもと思われた。

しか宇宙人たちはいきなり地球人を残虐な実験に使ったり、無邪気に食べたりし始めた。

そこで地球人は「ヒトのいのちは大切だ」というスローガン宇宙人抵抗し始める……

どうして"も"じゃないのか。

それは、宇宙人にとって"いのち"がどれだけ大切かわからいからだ。

しかしたら宇宙人地球人に対してだけでなく、同種に対しても残虐な行為を平気でするような価値観を持っているかもしれない。

そのため、相対的にではなく、絶対的価値観の主張が必要なのだ

いやいや、それは相手得体のしれない宇宙人からであって、同じ人間なんだから白人の持つ価値観はわかってるじゃないか、と思うかもしれない。

ただ、アメリカ人種のるつぼなんて言われているけど、実態としては全く混じり合っておらず、人種間の対立日本人が思う以上に存在している。

現に、ジョージ・フロイドさんのように、虫けらのような扱いで黒人白人に殺される事件が多発している。

そんな状況で、黒人にとって白人いのちに対する価値観なんて未知のものであり、理解できないことなんだ。

からこんな主張になる。

「お前ら白人は知らないかもしれないけど、黒人いのちは大切なんだぞ」

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