感染拡大防止のため自粛しろという声も聞かずに、夜な夜なカラオケやスナックで飲み明かし、無数のクラスター感染を産み出したウェイウェイ系クラスター。
彼らは今や日本人全員の敵としてニュースでは扱われてすらいる。
インターネットに入り浸るような人間からすれば、彼らはコロナが始まる以前よりの敵だろう。
彼らの側が先に「引きこもりはゴミ」「人と関われ」「飲み会参加しないの?」「外で遊べ」と喧嘩を売ってきた上での敵対関係だ。
今、彼らは罰せられる側にいる。
私達は彼らを許せるのか。
許すべきでないと私は思う。
自分たちウェイウェイ派こそが半ば無条件に人のあり方としてで正しいと言い張り続けた結末がこれなのだから。
存在すること、生き続けることは許すが、二度と自分たちこそが絶対に正しいなどと言いはるなと誓わせたい。
しかし、無理だろう。
彼らはそれが理解できない。
理解できないから、インドア派の生き方に平気でツバを吐きかける事ができる。
自分が正しいと考えてることが他人から見ても正しいのか否かを想像できない人種なのだ。
哀れである。
一つ補足する。
彼らがこんな時でもどうしてもウェイウェイしたいという気持ちは否定しない。
私達が、週末に引きこもってインターネットに接続し続けたり、テレビゲームに齧り付けなければ、人生の辛さに参って気が狂うのと同じなのだ。
彼らは引きこもるかわりに生身で人と触れ合いたがる。
そこに人生の辛さを呑み込んで生きるだけの価値を見出しているというだけだ。
それは否定しない。
しかし、彼らは我々が同じように自分の価値を見出した生き方に固執せざるを得なかったことを否定してきた。
罪を憎んで人を憎まずとは、人を許すために罪まで許す必要はないことの裏返しだ。
ウェイ系に恨みや怒りがあるのはわかった。 その怒りや恨みを抱えるの側から見て大変そう。疲れない? ゆっくり寝てね。