2020-01-16

anond:20200116001914

  1. そもそも中田さんは教育に携わったことがない芸能人
  2. (教育ではなく)経済的利益を得ることを主たる目的としてYouTube動画をあげている
  3. 出典を明らかにせず通説と異なる説明をし
  4. (識者からの)間違いの指摘に対しては対応せず
  5. 見ている人が多い(影響力が大きい)

、という合わせ技だな。自分は「中田さんは御自身ブランディングのために間違いを広めている」という判断した。なので(どうひいき目に見ても良くはなく)悪いことをやっているなあ、と思っている。

この状況をたとえて言えば、遠い異国の地に日本語を教える学校があって、そこの教師

日本人は(現在も)ちょんまげをして刀を腰にさしているんですよ」

と教えていたら、さすがに「その説明は無いでしょ」と言いたくなるよね。そのくらいならまだ笑い話で済むかも、だけど、

日本道路右側通行

と教えていたらどうだろう。教わった卒業生来日したとき交通事故に遭うかもしれない。そうなったとしたら日本語学校教師は無実と言えるのかな。(日本道路右側通行か否か?、そんなこと詳しくは知らないのだけど、たまたま適当に読んだ本に書いてあってそれをうのみにした結果)「いやー知らなかったんです」で済むのかな?そうだとしたら事故に遭った卒業生は気の毒だろうなあ。

こう書くと、

日本道路右側通行」かどうか改めて調べなかった卒業生が悪い

という意見が出てくるのだけど、そもそも教わる生徒側はその対象について「わかってない」のだから、調べようと思ったとしても調べることができないことが多い。だからよく知っている人を教師見立てて「教わる」わけだよね。自分で調べることができれば教師不要なので。

から教師役の人は「できるだけ正しいことを教える義務」というか、自分が教える知識がどういうことに由来しているのかを説明しないとならないのではないだろうか。これは言いかえれば、

「ここまでは(これこれこういう理由で)正しい(もしくは多数の人に支持されている説)なのだけど、別のこの件についてはまだよくわかってない(とか、教師自分個人的にこう考えている)」

ということを峻別する義務というべきものかな。検証可能性担保されていない知識は、虚言と区別がつかないね

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