こんだけの不正が明るみになってる中、それでも政権を支持する有権者を批判すると上から目線とかこれだから野党は支持されないと言われるけど。
彼ら安倍政権は民主主義の土台を破壊しているわけだよね。公文書の廃棄、隠蔽、改竄と病的な嘘によって。
それで有権者の政治的判断の材料であるデータの信頼性を無に帰して、我々の正確な判断を妨げている。
これは全有権者が怒ってしかるべき事態なんだけど、それでもこの政権が多数派に支持されているうちは彼らは不正は続けるだろうしその度合いをましていく。
するともちろん我々の政治的判断もその根拠がより薄弱なものになっていくだろうし、でもそれには気づけなくなっていく。
多数派の決定に基本的には縛られるのが民主主義だけど、こういう「そもそも」の不正すら無視して多数派がこの政権に投票し続けたならば、彼らに投票していない有権者もこの不確かで虫食いのデータで政治的判断をし続けなきゃいけなくなる。
そういう意味では一個人の投票や支持という政治的判断は、それ以外の有権者全員に対しても責任を負っているとも言える。
そこで疑問なんだけどそれでも彼らを支持している人たちは、そうでない人々の有権者として当然持つべき権利である正確な情報に基づく政治的判断という行為を不可能にしているという自覚はあるのだろうか?
自分に言わせれば、これは上から目線とかどの党を支持するとかそういう問題ではなく、同じ自由民主主義国家に生きる人間として当然の、最低ラインの感覚だと思うし、これが共有出来ないなら、せめて投票しないでほしい。