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オタクの人たちは「見た人にエロい感情を呼び起こす意図を持って作られた過度にデフォルメされたラノベ表紙」と「実際の女性が薄着であること」の区別が本当につかないらしい。
オタクは物事の複雑さを理解せずにいろいろなものを雑にくくって同じものとして扱う傾向がある気がする(といっても今回のは全然複雑な話ではないんだが)。
ラノベ表紙は女性の大きい胸をエロい感情を呼び起こすものとして扱っている。これには女性の身体的特徴を道具として利用するという「他者の視点」が入っている。
そしてその他者が男性であることが多い(もちろん女性自身も利用したりするが)。そしてその視点の暴力性が問題になっている。
一方、女性が薄着であることはたしかにTPOによって問題が発生する可能性はある。今話題の女性の画像も見苦しいしみっともないと感じる人は多数いると思われる。しかし、その女性自身が自分の大きい胸を道具として利用しているわけではない。女性の薄着はマナー上問題になることはあっても、暴力性という観点から問題になることはない。
まとめると、ラノベ表紙は女性の身体的特徴を商売道具として利用するという「他者への暴力」が問題になっているのに対し、薄着の女性に関しては女性の身体的特徴を商売道具として利用する暴力が問題になるのではなくTPO上の不適切さが問題になるということだ。だからラノベ表紙を批判している人が女性の薄着に寛容だというのは別にダブスタではない。ラノベ表紙を批判するのは「他者への暴力」が問題になっているからで、女性の薄着を問題にしないのはその女性が自分の意思で薄着を選択しているからだ。もちろんラノベ表紙を批判し、かつ、女性の薄着も批判するという態度もありうる。その場合は前者に関しては「他者への暴力」について批判して、後者に関してはマナー上の不適切さを批判することになるだろう。この場合、両方批判してはいるが、批判する観点が違うということに注意が必要となる。ラノベ表紙に関する批判的な態度を貫いた結果女性の薄着も批判しているというわけではないということだ。
考え方の違いによりいろいろな態度がありうる。もちろんラノベ表紙は擁護し、薄着の女性は批判するという場合もあれば、どちらも擁護するという態度だってある。どの組み合わせを取ってもダブスタだとか逆に主張が一貫しているということにはならない。性質の違う問題についてはその都度どう考えるかが問われているだけだ。
こういう問題の差異も理解せずにダブスタだとか言うオタクはとても頭が悪いように見える。別に難しいことではないと思うんだが……
新しいネタ見つけてウッキウキですね
よく勘違いでここまで興奮出来るよな
言ってるだけなら気に留まらないけど、星集めてるのが地獄みがある オタクなのか表現の自由なんちゃらなのかは知らんが
自称天才画家の人?