わたしは必死にレポートを書いている大学生。そのレポートで幸せについて触れた。
わたしはずっと結婚する=幸せだと思っていた。結婚したら幸せになるよ!なんてよく聞くフレーズ。じゃあ、その逆。離婚したら?
わたしの周りは結構そういう人が多い。なぜか昔から多かった。そういう世代なのかもしれないけど。(調べてみたら、厚生労働省のデータより、ちょうど離婚率の一番高い時期にわたしたちは生まれているみたいです。それからは緩やかに減少している。)だから、なんとなく(このこの親御さんはきっとシングルマザーなのかな)って分かるようになった。わたしは小さい頃から両親にも祖父母にも親戚にも可愛がられてきたんだと自覚していて、家族の話をするときはいろいろな人が出てきてしまうんだけれど、片親の子は母親の話しかしない。むしろまったく家族の話をしない子だっている。そういう子にはそれ以降家族の話は振らない。
親が片親の子は、触れるのを拒むことは当たり前だけど、必死に離婚を隠そうとする。小学生の時、わたしの友達は両親の離婚がバレないようにお父さんは海外に出張していて帰ってこれないの、って嘘をついていた。
そんな印象から、離婚=不幸ってイメージがついたのかな。どうしても片親の子って、大変そう、かわいそうな子って思われるもんね。
でもそれが不幸なことなの?ってわたしは思う。例えば、結婚はしているけど別居とか、両親の仲が悪く子供がそれに巻き込まれてるとか。そういう事情の友達だって結構いる。家庭内別居とかは特につらい。自分がその立場になったとき、家を出ていっちゃうかも。そう考えると、それって幸せ?わたしは幸せだとは思わない。(もちろん、金銭面とかの理由で結婚しているふりの家庭は多いんだろうけど。精神的な健康に悪そう。居心地悪そう。)でも、それをどうにかできるわけじゃない。だってわたしたちは子供だから。