https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.newsweekjapan.jp/kaya/2019/08/post-78.php
日本が最も豊かだったとされる1980年代は冷戦時代。しかも、日本の経済の豊かさは冷戦中のアメリカの利益にほぼすべて利用されていて、日本の利益になっていない。
事実、1980年代の人権状況は大卒者の初任給や女性の社会参画状況や子供の人権レベルからしてみて目も当てられない状況だった。
はっきりいってしまえば、日本の豊かな時代というのはすべて冷戦が作り出した虚像である。実際に冷戦の起きていない時代の日本は不景気だった。
日本が持ち直しているのも、今冷戦状態にアメリカが突入して日本が利用し始めているからであって、日本のためにもならない。冷戦が終わったら、就職氷河期なんかも再来するだろう。
日本は冷戦でない状況で、かつ日本が国的に自立していて、女性や障碍者の社会進出が十分になされている状況で原点から高度経済成長をやり直すべきだ。
この国は先進国なんかではない。偉大なる後進国・偉大なる発展途上国である。それは社会保障や人権環境のレベルの古さをみればわかる話だ。
社会保障の崩壊騒ぎや汚職騒動があるが、これも日本が先進国になっていないから起きた問題である。欧州先進国ではまずありえない話。
日本はもう一度高度経済成長からやり直し、本当の意味での先進国になるべきだ。
ついでに言えば、日本は憲法を作り直すべきである。十分に国力が回復していない状況で作られた憲法なので、現実にあまりにも即していない。主権も国力も十分にある現在の状況で日本国憲法を作り直せ。