2019-08-24

職業職業鑑定士

毎日仕事があるわけではない

たまに知り合いのつてで仕事の依頼をされる

依頼されると、車で相手の家に出向いていく

そこで依頼主である高齢夫婦挨拶をし、ご自宅にお邪魔させていただく

ざっくりと家の中を観察し、この家庭のことを推測し、依頼主夫婦にいくつかの質問をぶつける

たまに答えたくないような、辛辣質問をぶつけることもある

しかし、これをやっておかないと依頼完遂しないのだ

一通り質問が終ったら、今まで聞いたことや観察したことノートにまとめ、思考をまとめる

いや仕事やってる感を依頼者の前で出すことにしている、ただボケッと話を聞いてるだけだと、依頼主も不安だろうから

ここから本腰を入れて取り組まなければならないのが私の仕事である

依頼主のお子さんを私の前に連れて来てもらい、私がお子さんをつぶさに観察するのだ

たまに部屋から出てこないお子さんもいるが、その時は臨機応変に私が部屋まで出向くこともある

その場合は料金上乗せなどという非人道的なことはしない、私の仕事あくまでも善意でやっていることなのだ

さてお子さんと世間話をする、世間話からお子さんが普段何を考え、何をしているのかを探りを入れるのだ

10分も話していれば、お子さんの人となりが見えてくるがここで話を急がせて信頼関係を壊してしまっては意味がない

私はさらに10数分お子さんの話に付き合うことにしている、こちらが聞いてもいないことを話し出したら、信頼を得たと見ていいだろう

たまに茶が入ってる湯飲みを投げられ交渉決裂することもあるが、そういう時のために緊急避難的話の糸口を作っておくのも大切なことなのだ

それはまた今度の機会にしようと思う

お子さんに信頼を得たら、いよいよ本題である

私が遠路はるばる依頼主のご自宅まで来た理由でもある

私は満を持してお子さんに問うのだ

お仕事はなにされてますか?と

お子さんは一瞬きょとんとし、答える者もいれば押し黙る者もいる、人数的には半々ぐらいだ。

お子さんが答えた仕事と今までお子さんと会話してきた内容を精査し、不自然なところはないか一つ一つチェックしていくのだ

もちろん私の頭の中でである

自然さがなければ、そうですかと納得し、あとで依頼主に心配はありませんお子さんが答えた職業で間違いありませんと報告をし謝礼を受け取って帰る

自然ならここからお子さんを問いただして本当の職業を探っていかなければならないのだ

数分で探ることもあれば、何日もかかることがある、その時のお子さんの気分次第としかいえないのだ、私の経験や勘などお子さんの気持ちの前では吹き飛んでしまうのだ

私は彼らに寄り添いながら真実を見つけ出し、依頼主に報告をすることが仕事なのだ

人は私の仕事に何の意味があるのかと問うが、依頼主の気持ちを少しでも軽くすることが私の役目であり責務なのだと信じている

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