生徒、といっても家庭教師だが。
関わり自体は短い。
家庭教師はあくまで私にとって副業で、子供嫌いなのもあり、基本ビジネスライク。思い入れはこれと言って持たず、お客さんに接する気持ちでつきあっている。
社会人教師だし、それが逆に信頼されるみたいで、親子ともに、担当した家庭からはおかげさまで受けは良い。
明るく朗らかに、優しく、礼儀正しく、授業はわかりやすくその子にあわせて。
それだけ。
なので、こんな風にプレゼントをもらったりするとちょっと戸惑った。
…というのは嘘で、メッチャ喜んだ。
否、喜んで見せた。
相手の負担にならないよう、でも喜ばれるようにと散々考えて頭を抱える。
だから、私が何か贈り物をされたときは、これでもか!と言うくらいオーバーに喜ぶ。
悩んであげたのに反応が薄くて悲しませたくないし、なによりやっぱりその気持ちはうれしいので。
で、今回も大はしゃぎしてしまった。。
わざとらしすぎたかと不安になったけど、生徒の満面の笑みが見えたのでよしとしよう。
負担にならないように、でも、新しい門出を祝うために。
高校に慣れたらまたお願いするかも、と親御さんは言ってたけど、まぁ、話半分に。
私も続けるか分からないし。
彼女にとって中学時代は苦しいものだったろうから、私のことも速攻で忘れて、高校を思う存分楽しんで欲しい。
幸せになってね。
おじさんと付き合おう^_^