2019-02-16

不感症

また不感症になった。

久しぶりなわけではないが、もともと感じにくいのでいつぶりかは分からない。

まず、行為の回数が減った。

交際期間はまだ一年程度だ。半同棲から今は本格的に同棲している。

セフレいたことがあるような人間に、こんなに早く飽きられるものかと悩む。

しか同棲は飽きとの勝負だ。

しかし、1日に何度も行為に及んでいた時期はそう昔の話ではない。

頻度が減った理由は、私の見た目やスタイルの醜さ、もともと感じにくい身体など、自分のせいだとしか思えない。

相手に甘えている未熟な私は、ハッキリと「私に魅力が無いから?」とよく聞く。

落ち込みが増して相手に悪い刺激を与えるような態度でした質問に対して、「別に」「勝手に思い込んで落ち込まないでほしい」といわれた。比較的お互い落ち着いて話し合ったときは、「今は自分のことで精一杯だから余裕がない」と言われた。自分のせいかと辛くなった時はその言葉を思い出す。

しかし、相手への理解を深めようとする姿勢をへし折るように、相手と同じように自分のことで精一杯のはずの私の性欲は湧き上がりやがて相手への不満となる。

セックスはしたい

したいといえば、してくれる。

したいという気持ちにやっと応えてもらった矢先、先走る気持ちについてこれない体は行為中に完全に乾き、相手心配をかけ、意気込んで及んだはずの行為中途半端に終わる。

そんなことばかり繰り返していた。

自分の姿を醜いと思うので、そんな自分交際相手セックスという大胆な行為を求めることも非常に申し訳なく、恥ずかしく感じる。

セックスはしたいが、誘おうとしない男を誘って、誘いに乗った価値のあるような時間提供できるわけではない。

セックスしたところで、私に対してほとんど行われない前戯に傷つくことにも疲れた

勇気を持って「今の前戯ではあまり濡れない」と伝えたが、変わらなかった。

それでも交際相手としたいと思って、求められない日々に、思ったように愛されないことに勝手に傷ついてしまう。

自信が日々失われていく。

気がつけばしたいはずのセックスで得るものは虚無感だけになっている。

昨日挿入前に相手が寝てしまっておあずけになった分を取り返したはずの今日は、嬉しさすらなく「気持ち良くないな」「したかったはずなのに楽しくない」という感情で頭がいっぱいだった。

「一人にこんな感情をぶつけるくらいなら他に欲を満たす人間を作らなくちゃいけないんじゃないか」と本気で悩み始めた。

どうしたらいいかからない。

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