2019-01-14

から漫画にありそうな話だが

もう還暦近くになる知り合いに、慇懃無礼俺様キャラおっさんがいる。

コミュ力があって割とマメなんだけど、一方でスキあらば相手マウントを取りたがり、自分のノリに巻き込みたがるタイプ

からマウンティングされつつもそういう構図を大して気にしない、コミュ障っぽい性格の俺はともかく、周囲のオヤジ連中の反感を買い、気がついたら疎遠になってしまっていた。

そんなふうだから、当然のように女性のことは全般的に見下している。

でもマメなうえに男としての甲斐性はあるような言動が取れる(=言動だけ見たら甲斐性ある男ってことになるし、相手から見れば言動人格のもの)と。

から若い頃は泣かした女は数知れずを地で行く「悪い男」だったらしい。


そんなおっさんでも、奥さんには敬語使いまくりで「恐妻家っすか?」みたいな話し方をいつもしていて、奥さんは常にすまし顔。

聞けば、奥さんはそれまでの人生で生まれて初めて心底尊敬できて「俺なんか絶対敵わない」と思い知らされた人だったそうな。

そんな相手を持ち前のマメさで惹き付け、土下座外交orお願い営業を仕掛け続けて結ばれたと。

まあ冷静に考えれば、タイトル通り昔から漫画にありそうな、クズ運命の人出会って改心した系の話の一つでしかないと思う。

でもこういうおっさんが、多分相手へのマウンティング目的も込みで虚実ないまぜに話すと、妙に美談に聞こえてしまうのだから始末に負えない。

そもそもコミュ障から見ると生きてる世界が違いすぎて、コメントにも困るレベルだったり。

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