2019-01-04

矛盾に悩んでいる

思い返せば物心ついた頃から他人への興味が希薄だった。

特に人間の声に、今も昔も全然魅力を感じないせいか、それこそ子供の頃は、少なめに見積もっても普通男子の3倍くらい、言われたことが右から左に抜けていたっけ。

高音だけはやたら魅力的に聞こえたので、今でも高い音が出る楽器や、女性声優の不自然なくらい造った甲高い声に、むしろ惹かれたりする。

ちなみに絵や文章なら問題なく理解できたが、だからいつもそうやって伝えてくださいなんて、それは無理な相談なわけで。


そんな風に育った結果、「相手がして欲しい形での気遣い」すらまともにできない男が出来上がった。

当然「相手に伝わる言い方」とか「何故相手がそんな事を言うのか、それにどう返せばいいのか」を推測する力もない。

即ち仕事においては調整能力ゼロ=仕事力は永久に半人前だ。

周りから見たら、もはや気が利かないを通り越して、超マイペース独りよがりな奴に見えているだろう。

プライベートでは、恋愛にも結婚にも向いていない典型的タイプと言っていい。


でも、そんな人として欠陥だらけの自分でも、どうしても結婚願望が捨てられない。

冷静に考えたら、仮に偶然結婚できたとしても早々に破綻することは目に見えているのに、結婚したい気持ちがどうやっても収まらない。

やはりこういうのは生物学本能なのだろうか?

そんな本能、苦しいだけなのでマジでいらないのだが。

本当に、結婚をすっぱりきっぱり諦められたらどんなに楽かと思う。


そんな矛盾に、今年も苦しむ一年になりそうだ。

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