株式取引(至上主義)+いざとなったら売買禁止(独裁主義)はバブルの統制できて民主主義よりも強くて優秀だな、みたいなコメント及び意見があったんでメモ代わりに書く。
話題に出てくる「いざという時には売買できない株(資産)」ってのは流動性にも信頼性にも問題があるわけだから、本来持っているポテンシャルの値段よりも低い価値のものとして売買せざるを得ない。極端な話「どんなに値段が上がってもその気になったら当局に没収されちゃう資産」って言う意味では、価値に上限があると言い換えてもいい。
信用経済っていう語の信用って言う部分は、こんなところの信用にもかかってると思われ。つまり、「いざとなったら売買禁止」ってのはそこまで有用でも万能でもない手段で、やればやるほど中国経済を毀損しているといっても過言じゃない。もちろん一方で、そうであっても売買禁止しないと暴落のストップかからないんで背に腹は代えられないでやってるってのもあるとは思うけれど。
閉塞感(閉塞してるとは限らない)が国に蔓延すると強いリーダー(強い政府)が望まれるってのは理解できるけれど、とにかくあれは、そんな憧れたり褒めたりするような話じゃないよ。
余談だけど、ロシアがたとえ戦争状態になった相手国に対してもパイプラインのガスを止めないのは、それやっちゃうと信用崩壊して結局自分が損するから――って理解でいいのかね。多分そうだと思うんだけど。
サーキットブレイカーはどうなるの?