2018-08-27

売店のおばちゃんはもう居ない

今日、駅の売店で「アンタのせいで乗り遅れたじゃないか」とキレてるおっさんがいた。売店で買い物をしているうちに乗る予定の電車が行ってしまった様子だったが内心(そりゃねえだろ)、と思いながら見ていた。

俺くらいの年齢でもその印象は色濃く残っているけど、駅の売店には嘗て「超人パフォーマンスで客を捌き倒すおばちゃん」が当たり前に居た。客が手に持った商品を見ただけで釣銭まで瞬時に計算してるんじゃないかと思えてしまう様な超能力者達が当たり前に箱の中に立っていたのだ。その印象は未だ色褪ることな世間に浸透しているのか、売店のおばちゃん超能力に期待して無茶な買い物を実践する層がある程度いるようなのだ。けれど残念ながらいわゆる売店のおばちゃん絶滅寸前の希少種なのらしい。

近頃は、売店での取扱商品が爆発的に増えた代わりに商品は全てPOS管理されており自動釣銭機のレジによって金銭のやり取りがされている。

金銭授受のスピードが期待しているより遅かったとしても、それはレジパフォーマンスのせいだ。売店のおばちゃんPOS接続できるなら良いのだろうけどね。

ああ言ったレジ結構トラブルが起こるらしく、スーパーでの経験だけど札が飲まれてかなり待たされた事がある。

幾らか前になるけど、ある日おばちゃんパフォーマンス見たさに買い物をした事があったけれど、派手で小奇麗になった売店商品バーコードを辿々しく読み取り始めたのを見た時に一時代が終わったのだなと感傷に浸ったのを思い出した。そして、おばちゃん達の能力と引き換えに売店で買える商品は増えたよねっていうね・・・

まぁ、ここまで殆どいつだか見たコンビニ関連のニュース記事受け売りだけれど、おばちゃんにキレても仕方ねぇじゃんって思ってさ。

少なくとも電車ホームに入ってから精算しようとしてキレるのはゆとり無さ過ぎじゃね?と思いながら自分が乗る電車が来たのでさようなら

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