2018-06-22

anond:20180621181221

出版サイド増田っす。略して出増。

まずそもそもの話誤字脱字だのTypoだのがない文章を書くってのは不可能で、まずは書いてみてその後問題箇所を修正するというワークフローになります

そして誤字脱字の発見コストって一箇所あたりが等価ってわけではなくて、同じ書籍に1000箇所誤植があるとき960箇所(−40箇所)にする発見コストと、100箇所あるとき60箇所(−40箇所)にするコストでは、後者のほうが圧倒的に高いわけです。これは散らばってる範囲のうち問題箇所が少なくなるに連れ見逃し率が上がるという事実の反映です。それに対して「読者が見つけた誤字脱字の報告がアレば直せるだろう」という声もあるのですが、その場合報告の取りまとめコストが高騰します。誤字脱字が少なくなればなるほど、なお見つかったそれを直すコストは跳ね上がるってのをイメージしてもらえばわかりやすいと思います

そんな現実を踏まえた上で、現在出版ビジネスモデルとしては「できる限り直すんだけど、ある閾値を超えた時点で残りは放置」って言うことになっているわけです。大事なのは、今の出版物の提供数や提供速度や提供価格は、そういう見きったビジネスモデルを前提に組み立てられているということです。

誤字脱字が今よりもずっと少なく迅速に修正されるモデル理論上は組み立てられるのですが、その場合出版物の点数や速度や価格もまるで別のモデルになるわけで、それはビジネス的な判断で見送られているわけです。

もちろんこれは出版擁護でも居直りでもなくて、ユーザー圧倒的多数が誤字脱字を1%減らしてくれるなら値段三倍でも出すっていう意見になればそういうビジネスになると思います既存出版社がアホ面で旧モデルにしがみついてても、新興の外資とかIT系とかがそういう需要を汲み上げていくでしょう。そうなればそれが正しい企業顧客関係だと思います

記事への反応 -
  • 本の誤植

    誤植って指摘するんですかね皆さん。 僕(これ間違ってるわ、メールで指摘したほうが良いのかな。。。でもそんなどうでもいい小さなミス指摘してくんなってうざがられるかな。。。...

    • anond:20180621181221

      出版サイド増田っす。略して出増。 まずそもそもの話誤字脱字だのTypoだのがない文章を書くってのは不可能で、まずは書いてみてその後問題箇所を修正するというワークフローになりま...

      • anond:20180622133020

        この場合はどっちかというと 連絡した方が出版社的にはいいんでしょうかご迷惑じゃありませんか的なあれだったのでは

        • anond:20180622133755

          その筋で言うと「連絡するしないは別にどちらでもいいけれど、修正されることを要求するのはNG」って話っすね。もう半歩進むのならば「連絡したことで(連絡というコストを支払った...

    • anond:20180621181221

      びっくりするくらいどうでもいい誤植でも電話来たりするんだぞ あいつら暇を持て余して文句言う対象を探してるから誤植探し大好き もう校正でもやれよってレベル

      • anond:20180621181353

        誤植は誤植。 「どうでもいい」なんてことあるか 仕事しろ

      • anond:20180621181353

        どうでもいい誤植なんてないよ もしどうでもいいとしても それは文章を提供した人と読む人が各々判断すること これくらい問題ない、という場合もあれば なんでここでミスっちゃうん...

    • anond:20180621181221

      おれ自身はめちゃくちゃ気になる。出版物は完全であるべきだという立場だ。 大学で使ってた教科書の誤字を著者に教えたら、あっそう、みたいな感じだったから指摘しようという気は...

      • anond:20180621181823

        誤字なんて無意識に修正して読んでるし、よっぽどクライマックスのいいところで誤字を連発されないかぎりはどうでもいいよ。

        • anond:20180621181952

          確かみてみろ!

        • anond:20180621181952

          子供の頃に読んだポケットモンスタースペシャルって漫画の強敵カンナがジュゴン?に攻撃命令を出す緊迫感あるシーンで 「"ふぶけ"よ!」 ってでかい吹き出しで喋ってたけど、"ふぶき...

    • anond:20180621181221

      良心的な版元なら重版時に直すかもしれない。ので、指摘する。

    • anond:20180621181221

      そういう誤植や誤用の放置で、後世の言葉の変化に影響を与えることもあるから面白いんだよな。

    • anond:20180621181221

      技術書だと、誤りが致命的なことがあるので、メールを送ったことある。

    • anond:20180621181221

      これこそ電子書籍の利点なんだからガンガン訂正版配信すりゃいいのにと思う

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