2018-03-11

ドラえもん映画が復活した理由

ネット見てたら週刊ダイヤモンド記事で「ドラえもん映画が復活した理由」というのがあった。

内容は、声優作画主題歌脚本など常に変化に挑戦してきて今のヒットがある、というもので、それに特に異論はないけど、復活した理由を語る前に、落ち込んでた理由を考えなければならないはずだと思った。

作者が生きていた頃の旧ドラ場合でも、確か日本誕生辺りをピークにして後は落ち込んでいくばかりだった。90年代映画ドラえもんは、とにかく「子供向け」アニメ映画しかなかった。その「子供向け」でも、ジャンプ人気の勢いに押されて、コロコロコミックを中心に展開する映画大長編ドラえもん子供の興味の脇に追いやられていた。今から振り返ると、作者が長生きしていた場合、いつまで大長編ドラえもんが描かれ続けていたか、と考えてしまう。どっちにしろ声優交代した辺りで、藤子氏も大長編原案を考えるのを止めていたのではないか

 

そんなドラえもん映画が復活したのは、トヨタCMなどいろんな展開をすることで、幼児児童向けの映画から若者大人も見に行くコンテンツに変化させて客層を広げたこととともに、ジャンプ漫画が高年齢層向けにシフトして小学生離れを始め、ライバルがいなくなったところをコロコロ勢力ドラえもん繁栄することとなった。

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