数年前、地元(クソど田舎)の映画館で当時全盛期だったAKB!…の、無名メンバーが登場する舞台挨拶があった。
こちらの県では同じ日に昼夕の二回回し、
といったスケジュールだったと思う
田舎にAKBがくるのかと思って好奇心で地元でやる昼の上映会のチケットを取った。チケットは完売していなかったので映画が見やすいよう真ん中の席を選んだ。映画館に入ると前3列くらいまでは熱心なファンが座ってて、それ以降はぽつぽつ、中央よりうしろはほぼガラガラで、関係者らしきスーツのおじさんが頭を抱える始末だった。
「映画も楽しんでいってくださいね」なんて言いながらアイドルが退場したあとはその場にいた大多数の客が猛ダッシュで映画館を飛び出していった。夕方の舞台挨拶を見るには映画を見ていては間に合わないという判断だろうけど、ほとんどの人が我先にと飛び出していくさまにちょっと引いた。
結局映画を最後まで見たのは数人で、あの舞台挨拶も、映画自体も大成功だったかはよくわからない。
でもこの経験をした以上、チケットが買えるんだし金を落としているからいいだろうというのは、さすがに乱暴すぎると感じるんだ。
地元に来てくれたAKBはもう卒業して久しいけれど、あの猛ダッシュが忘れられなくて、そのメンバー自体にもなんかいい印象がまったくないな。申し訳ないけど。
それに映画はいつでも観れるという主張かもしれないけれど、この映画は見る価値ないよと教えてくれてるようにも捉えられてしまった。そんな記憶。
舞台挨拶を上映後にやれば、ほぼほぼ解決する気もする。
アイドルじゃないけど、だいぶ前のアニメ映画で似たようなことがあった。 初日の初回、一般公開の一発目で、舞台挨拶直後に最前列含め前の方からぱらぱらと数人席を立った。(明ら...