■童貞力（）

ここ数日「童貞」の話題で持ちきりになってて、

ちょっと話に上がってない視点があったから書いてみたい。

個人的にははぁちゅうの童貞弄りは、

レイプカルチャーという男性社会の肯定っていう側面よりも

クリエイター（広告）界隈の内輪の「童貞」リスペクトの方が意味合い強いように思う。

リアル童貞の人たちからはイメージわかないと思うんだけど、

クリエイター（広告）界隈だと「童貞力」ってのが褒め言葉になることが多い。

わかりやすく言うと「オモコロ」のライターさんみたいな、

おバカでぶっ飛んでて、ディティールにこだわりまくる。

みたいなのを、「童貞っぽい」と表現するんだよね。

みうらじゅんと伊集院光が10年くらい前に「DT」って本を出したんだけど、

その中で童貞は「エロにありつくために、無限大の想像力とたゆまぬ工夫をする」

みたいな存在で、書かれてるんだよね。

大人になって、セックスを経験してもそういうマインドを忘れないようになりたい。

みたいな感じで肯定的に捉えられてる。

当事者からしてみたら、たまったもんじゃないだろうけど、

童貞期間が長かった過去の自分が今のクリエイティブを支えてるって

思ってる人は結構多い。必要は創造の母って言葉じゃないけど、

モテたくて色々と足掻いた過去に自負を持っているんだよ。

ま、それを慮れと思うわけじゃないけど、

そういうイメージで言ってるんだと思うよという話。

Permalink | 記事への反応(3) | 17:47

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