組織が巨大になればなるほど経営者はすべての現場の決定に関与はできなくなるでしょう。現場に派遣する管理者(中間管理職)を経由して遠隔的に現場を把握することしかできなくなる。中間管理職は有能であればあるほど良いけれど、当然のように能力の高い中間管理職は希少なので、好きなだけの数は得られない。
そうであるから、KADOKAWAのコンテンツ展開戦略について考えるならば、仮想的に二つのルートを考えるべきで、それは「能力が非常に高い中間管理職を少数の現場に送ってコンテンツを運営する」と「能力がそこそこ中間管理職を多数の現場に送ってコンテンツを運営する」だ。
見れば分かる通りKADOKAWAは後者を選んだ。そしてそれはKADOKAWAの資本と現在のオタクカルチャー周辺を見る限り成功なんだよ。けもふれの騒動みろ失敗じゃねえか!?って声を荒げる人がいるかもしれないけれど、そもそも失敗できるのも炎上できるのも、そのプロジェクトがスタートして存在するからだ。スタートしなければ失敗すら出来ない。転ぶためには歩きださなければならないんだ。
ファンの人はその愛情のあまり、炎上したり失速したコンテンツに対して、その責任を詰り、無能をそしるけれど、そもそもそのコンテンツが生まれたのは「失敗する可能性は割合的には存在することを知りながら、それでもリソースを分配して数多くのコンテンツを仕込んだ」結果であるというのは認めて良いんじゃなかろうか。
艦これ、けもフレ この2つってさ 普通に金かけて無茶をせずに無難にコンテンツ広げていくだけで 今の数倍は盛り上がってるし金にもなっただろ 角川の決定権を握ってる人はどん...
組織が巨大になればなるほど経営者はすべての現場の決定に関与はできなくなるでしょう。現場に派遣する管理者(中間管理職)を経由して遠隔的に現場を把握することしかできなくな...
なに言ってんだこいつ 生みの親だから育成に失敗しても良いと考えているらしいが、何故そうなるのかも言わないと意味無いぞ
両方角川だけのものでもないしなあ