今朝、夢の中で母が復活した。
生前見られなかったグラマラスな格好に巨根を付けて復活されていた。
本来ならそこで悪夢認定して目を覚ますべきなのだが、母が復活した嬉しさからそのインモラルな状態であっても再会を喜んでしまった。
「でもこれちょっとサイズが小さいのよね」などと言う母らしきものの言葉に「その大きさで小さいだと…」などと自身の陰茎と見比べながら目が覚めてしまった。
目を覚まして、何故こんな夢を見たのか考えてしまった。
最近は変な夢を見ることが多い、そしてそのどれにも理由がある。
多分、今朝見た夢も何かしらの理由がある。というか、十中八九「母を失ったこと」と「それでも性的衝動が治らない自身の矛盾する精神」について悩んでいたのだろう。
性的衝動を治めたがるのは自身に眠る野生的な部分が暴れ出すのを抑える為に毎朝欠かさず行っているが、それはどう取り繕っても無様だ。
母の亡くなる手前ですら行っていた異常行動だ。
だが、そうしなければその重責から逃れられなかったのかもしれない。
自身を慰めることで、身体的にも精神的にも安寧を求めようとしていたのかもしれない。
母が亡くなって、その安寧ですら無意味になった。
それが、形を変えて夢になって現れた。
夢の中でかーちゃんが淫魔になって現れるだなんて凶悪だぜ。しかも男性型のな。
でも、それですら、そうなってもいいから、帰って来て欲しかった。
兄弟には俺から言っておくよ。「俺が変な夢みたらかーちゃんこんなになって帰って来たよ」って。
親父も絶句するだろうな。でも今の白けた面よりかはマシかも知んねえ。
結局、アンタが亡くなったことでここまで生きる意味がわからなくなるなんて思わなかったんだ。ダメだなー。
でも、そこから覚めて、やっぱり母の居ない現実に帰って来てしまった。