2017-10-16

ホワイト企業に勤めているがもう限界かも知れない

一昨年どが付くほどのブラック業界をやめた。

残業代なんて出る訳もなければ終身雇用なんて夢のまた夢の業界だった。

夢だけで食っている業界だった。

未来の見えない中で足掻くのに疲れて辞める人は後をたたなかった。

私もその一人になっただけである

今思えば逃げて正解だったとは思う。

現在ホワイト企業に勤めている。

終身雇用業務量も多くなく残業もほぼない。

昼休憩を取って増田になれる程のホワイト企業である

ただそこで問題が沸き出た。

私はブラック業界にいた頃に、夢だけで生きていた。

それだけだ。

強烈に眩しい夢と雑多な業務に追われて足元など一度も見ていなかった。

今日を生きるのに必死で振り返ったことなんてなかった。

要するに幸せなんてものを考えたことなんてなかったのだ。

問題はそこだ。

ホワイト企業で生きるための地盤を固めて、時間と金に余裕が出来ても、肝心なやりたいことは何もないのだ。

件のブラック業界に全て置いてきた。

同僚たちは結婚をしたり趣味に勤しんだり、楽しく生きている。

彼らはその生き方に順応しているのだ。

私は多感な時期を浪費してしまった。

その生き方ができる気配を感じない。

いや馬鹿にしているわけではないのだ。

馬鹿にしている自身否定しきることは出来ないが、やはり羨ましいのだ。

ホワイト企業では生きたい意味や生きる理由がない人には辛いのだ。

ホワイト企業では自身の生きる活力が問われる。

ブラック企業では生き延びるための底力が問われる。

その2つは似ているようでいて実は真逆だ。

生き延びる力に全フリしてしまった私はもはや空虚だ。

なにかやりたいことを探さねばな。

人生は長い。

世界は広い。

少しずつ焦らずゆっくりと。

だな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん