2017-09-25

男の子集団で会うとか、合コンの人数を集めるというときに、豊田さんは、自分が負ける ほどメッチャ可愛い女の子が来て、自分が添え物にされる展開を恐れ、嫌がっていました。 「あの子可愛いから私負けちゃう・・・。」ということをいつも気にして口にしてまし た。

この田中という存在は、適度に自分より可愛くない、だけど「あんな変な子を連れて きて、なんなんだよ!」と男子サイドに言われずに、そこそこ自分の添え物になってくれる 存在として、置いときたかったのかもしれません。

別にそんならそれでいい、という所も、私は飄々としてました。

自分彼氏はちゃんと欲しいけど、友達ケンカしたり、女の友情がドロドロになるほどの

関係は要らない、と思ってました。

彼女と張り合って「アタシの方が可愛いでしょ!」とか、同じ男の子を取り合って泥沼ケン カ、ということにはなりませんでした。それも、友達関係が長続きした要因だと思います

彼女とは、男性の好みが、不思議かぶらなかったのです。

文化祭で私が一目で気に入った彼も、「どうして真由子ちゃん付き合わないの?」と私が聞

いたら、「落ち着きすぎて、おっさん臭い」と言ってました。

私は、穏やかで落ち着いた、優しい、おっさん臭い人、大好きなタイプでした。

彼女の方が気に入る男の人は、なんか性格悪そうというか、私には「初対面で論外」と思う

人ばっかりでした。

それで「なんであんな人たちが好きなの?」と聞いた時に「お父さんが暴力をふるう、精神 的にも完全に威圧するタイプ。お母さんが耐えていて、自分も辛いけれど、そういう男の人 ばかり選んでしまう傾向はある」と答えてました。

芸能人で言うと「東幹久吉田栄作!!」と、当時のバブル人気王道タイプを答えていたの で「私はパス!もっと地味でも優しそうな人がいい!」と言い返してました。

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