資産運用について調べれば調べるだけ何故そんな事をしないといけないのか分からなくなってきているので、やっている人に理由を聞きたい。
私が分からなくなっている原因の一つが、資産運用を始めるときに最初に知ることになった「運用はリスクを伴う」と「投資は余剰資金でやるべし」という鉄則らしき言葉である。
リスクがあるというのは損をすることがあるということのようだ。それで余剰資金とはなんだと思ったら、「手元流動性のうち,運転資金,設備資金に充当する必要のない資金を指す。:出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」ということらしい。
これは要するに、「まったく使う予定の無いお金」のことらしい。
つまり、「資産運用は損をすることもあるので、まったく使う予定の無いお金でやりなさい。」ということのようだ。
上記のことが分かったこの時点で、私はもう意味が分からなくなっているのである。
「まったく使う予定の無いお金」があれば、損をするリスクを負ってお金を増やそうとする必要がないと思うのだ。
何がしたいのか分からないのだ。生活に必要なお金が十分にあって、将来に備えた貯蓄も十分にあって、それでもまだお金が余っています。という人は、ではなぜそれ以上のお金を必要とするのだろうか。
目的は何だろうか。それは趣味だろうか。趣味ならわかる。趣味にお金を使うのは正しい。生活にハリが出るからだ。
だけど、楽しいのだろうか。趣味は楽しむものではないだろうか。使い道のないお金が、使い道のないまま増えていくことが楽しいのだろうか。楽しいならいい。
しかし、ただお金を増やすことが趣味でない人は、いったいなんのためにやっているのかわからない。
また、別の疑問もある。そもそも資産運用をしている人はみんな「全く使う予定の無いお金」を使っているのだろうかということだ。
みんなそんなにお金が余っているのだろうか。日々の生活費だけじゃなく、将来にわたって安心安全な蓄えがあるのだろうか。あるのかもしれない。まあそれは結構なことだ。
しかし、仮にそうでないとすれば、それはもっと意味が分からないことになるのである。
なにせ資産運用の鉄則が「損をすることもあるので、まったく使う予定の無いお金でやりなさい」だからだ。
つまり、使う予定のあるお金を、損をすることもあると分かっていて運用しているのだ。これはやばいだろう。やばくないの?
使う予定があるお金で損をすると、使う予定だったことはどうなる。できないよね。できなくなっちゃうんだよね。
やるつもりのことが出来なくなるリスクを負う理由なんですか。分かりません。
そして何事もそうだが鉄則を無視して成功することは難しいだろう。無視すると失敗するのが鉄則だからだ。
つまり、余剰資金でない資金で資産運用をしている人は失敗するのだ。失敗するんだぜ?損をするんだぜ?
使う予定があるお金を失敗すると分かっていて運用するんだ。恐ろしいほどに意味が分からない。
ということで、実のところ、調べれば調べるだけといっても、そもそもの大前提みたいな鉄則の部分でひっかかり、
その後の具体的な運用方法とは詰まるところ「リスク」の大小についての話であって、そしてやはり鉄則というだけあって、「だから余剰資金でやりなさい」という話に戻ってくるのである。
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