今日、裁判所に親子の縁を切られた。愛する息子を殺されたような気持ちを、どこにぶつけたらよいのか。
イクメンって会社でも友人にも褒められた俺が、そんなことするはずないのに。結局DVは無いって裁判でも証明されたけど、子供は帰ってこなかった。
連れ去った親に親権がいくんだと。連れ去ったものが親として認められる。
弁護士いわく、「日本では、先に連れ去った方が親権者として認められてしまうんです」
それが今の日本。
6か月の息子が妻に連れ去られた。妻の実家や、友人やすべてあたったが、ダメだった。後で、実家に帰り、息子の住民票も勝手に移されたと弁護士から通知が来た。
俺は連れ去られた子供を取り返すべく、何度も何度も妻に懇願する手紙を書いた。
家庭第一という訳ではなかった。でも、毎日、毎日、家族のために汗水たらして働いてきた。上司に叱られて悔しい思いをしても、家族のためだと思って我慢して働いてきた。
それでも裁判所は母親を親として認めた。俺は親になれなかった。
継続性の原則。連れ去りをしても、そのあとちゃんと面倒見てたら親権取れるらしい。
先に連れ去った方が親になる。これが日本。
毎日、毎日、子供と一緒に過ごす夢を見て、生きる目的も無くなったけど生きている。
もう息子に会えないまま死んでいくのかな。
本を読んであげたい。
野球をしたい。
お風呂に入りたい。
一緒に旅行に行きたい。
勉強を見てあげたい。
悪いことをしたら叱りたい。
そんな親として当たり前の事も、どうやら、僕の人生の中ではどれも叶うことは無さそうだ。
息子を愛する父