大学入学時に一人ぐらしを始めてから心配性になり社会人になろうとする今も治らない。むしろ悪化している。
きっかけは電気の消し忘れとか給湯器の消し忘れとかささいなことだったと思う。
家を出る前はガス電気水道全部消えているかチェックしないと家を出れない。
それも何回もやらないと家を出れない。10分以上かけて何度も確認する。
特にガス栓との戦いは長く、何回もひねって確認をしてスマホで写真を取らないと心配である。
誰もいない家の中でコンセントが刺さっているのも怖い。
家を出るにしても鍵がかかっているか不安で何回もガチャガチャやっている。
モノなのだからひとりでに動くはずもなく、こんなに何回も確認するのはおかしいとはわかっているが、やめられない。
実際過剰に確認しているので消し忘れとかもない。
家のなかを走り回り確認を繰り返す自分が気持ち悪いし異常なのではないかと負のスパイラルに陥る。
最近は家のことにとどまらず、研究室の鍵をかけたか、器具の電源は切ったかと心がぎゅっと不安になる。
ついさっきもポストにちゃんと郵便物を入れたかあやふやな気持ちになり、家に帰ってきたのにポストまで戻って確認してしまった。
心配性だとは言っておきながら自分には迂闊でぼーっとしたところがあり、それも不安のタネとなっているのだと思う。
なんというか、その動作をやったときは無意識的で、終わってから過敏になってしまうのだ。懐疑的になるというか。