真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
ああ、そういえば、そんなことあったね。
それまでゴーストバスターズは続編製作でゴタゴタしていたから、満を持して出たのがリブートともリメイクとも言いづらい、しかも思っていたのと違っていた出来で多くのファンが困惑したというやつか。
その雰囲気を感じ取りたいなら、とりあえずYoutubeで新作ゴーストバスターズのPVと、それについたコメントでも見れば何となく分かる(経緯を本気で追いたいなら、もっと色んな動画や記事を見る必要があるが、精神衛生上オススメはしない)。
理由は様々だが、最も分かりやすい相違点は新作のゴーストバスターズが全員女性になっていることだろうな。
だが、ここに言及して是非を問うってことは、まあ……つまり“アレ”なのだ(大統領になる前の某政治家も、このゴーストバスターズについて言及していたのは印象的だな)。
私からすればゴーストバスターズが全員女性になっていることなんて、『かまいたちの夜』がリブートされてイラストになる程度の問題でしかないんだが、まあ旧作ファンにとってはそうもいかないよな。
それは、日本人がリブートやリメイクにそこまで拘りがなく、ポリコレとフィクションを結びつけたりだとかもしない社会だからだ。
……というわけでは全然なくて、大きな要因は同時期に「シン・ゴジラ」や「君の名は。」が尋常じゃなく注目され、ゴーストバスターズはほとんど話題にならなかったからだ。
日本でも徐々にポリコレ物差しが作品評価の第一に置かれるようになってくるといいね。