パパ活というのはいわゆるパトロンを見つける活動のこと。「パパ」なので肉体関係は持たない。食事やデートをして、お小遣いをもらう。それがパパ活だ。
8月、私は度重なる出費でどうにもならなくなっていた。そのとき、なんとなく知っていたパパ活をすることに決めた。正直、おじさんと食事するだけでお小遣いが貰えるなんてそんな楽なことでお金を稼ぐなんて最高だと思う。かくして私は出会い系サイトでパパを募集しはじめた。
これを読んでる多くの方々は「食事するだけでお金がもらえる甘い話があるのか?」と思うだろう。
あるのだ、これが。出会い系サイトでパパを募集し始めて半日で食事1時間に付き合ってくれたら5千円くれるという人が現れる。結論から言うと1時間どころか喫茶店で20分いっしょに過ごしただけで5千円もらえた。これを機に私はパパ活を本格的にはじめることになる。
しかし始めて約2ヶ月、今日新たなパパ候補であった高齢の方と食事をして、やめる決心がついた。
以前「大学時代バイトしまくってたけど、それって親が高い金出して買ってくれた膨大な時間をバイト先に安く売ってるだけだと気付いた」という内容のツイートを見たことがある。
たしかにそうだなと、そのツイートを思い出して思った。まだバイトの方が有意義だと思う。友達や先輩に囲まれて働く方が価値のある時間の使い方をしている。私は好きでもない、サイトで出会ったおじさん…いや、もはやおじいちゃんと呼べるほど高齢の男性と食事をしてお金をもらって、こんなの無価値で有意義でもなんでもないと気づいてしまった。
実は今日会った方に「食事1時間2万とは別に渡すから、ホテルでイチャイチャしよう。付き合ってくれたら4万先払いで渡すよ」と言われていた。正直すごく迷っていた。話によると、セックスやフェラはしなくていい、ただイチャイチャしてほしいとのことだったので、全然ないとは言えないけれど抵抗も少ない条件だったし誘いを受けるつもりで今日その人と会ったのだが、食事している間に自分のやってることとこれからやろうとしていることに冷めた。食事後、「やっぱりこの後やめておきます。」と断ると、「今日何のために来たんだよ」と怒鳴られた。「いつもこんなことしてるのか?」と聞かれ黙っていると、「こんな女に金払う意味がわからないわ」と言われ、立ち去られた。
帰り道、定期的に会っていたが、「あなたのことが好きになりそうです」と言ってきた40歳上の方のメアドを受信拒否した。出会い系サイトも勢いで退会した。
まあホテル行ってたら普通にレイプされてたろうから直前回避おめでとう
いつでも時間を売りたくなったら、おっちゃんが買ってあげるで。
結構釣れそうな予感