サラリーマン生活ですっかり忘れていたが今問題になっている広研に入っていた。
悪さはしなかった。それなりに規律があったので報道を見ていると正直違和感がある。
今は変わってしまったのかもしれない。あのころは楽しかった。多少派手な奴もいたが普通の学生の範疇だったと思う。
マスコミから写真を抜かれるのでFBからステータスを消せというローカルな連絡だけ来る。
特に電通はえぐい苛めの話をよく聞いた。だが、そのうち給料も上がって仕事も楽になる。辞めはしないんだろうなと思って聞いていた。あいつらはそれなりに勝ち組だった。
世の中の比率はわからないが、たいした数でもないサークルの同期はすでに二人自死している。心を壊して行方知れずになった奴もいる。
だが、生まれつきなのかなんなのかとんでもなくタフな奴もいる。普通に死ぬほど仕事して、実家の仕事手伝って、更に同期もまとめて、子供三人とか。
まあ、自分は第一線で働いている奴らからすると、取るに足りない仕事をしている。それしかできなかった。
格差が激しいのが空しくなりもう何年も誰とも会っていない。
最近分相応という言葉をよく考える。人間を生き物だと思う。晒されるプレッシャーに耐えられる奴だけが、場を与えられて、生き残っていくのだろう。