2016-10-08

自民党白紙領収書問題富山市不正問題の違い

自民党白紙領収書問題で、はてブを見ていると何が問題なのかわかっていない人が多いので書いてみる

今回の問題で、はてブの反応は以下のようなものが多い

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/politics/20161007-OYT1T50099.html

白紙領収書がアウトなのはすでに社会統一ルール」「私文書偽造」などなど

白紙領収書違法などの意見が多い。

しかし、刑法問題がないという弁護士意見がある

http://bylines.news.yahoo.co.jp/sonodahisashi/20161007-00063016/

白紙領収書場合は、それが公の手続きの中で使われるものであったとしても、金額欄や日付といった支払いの事実真実合致しているならば、

名義人の記載欄については名義人によってみずから記載されていますので、少なくとも刑法上は偽造という問題は生じないのではないかと思います。」

白紙領収書に書かれていることが真実合致していれば刑法上は問題ないようだ。

どうやって真実合致しているのか確かめるのだという意見があるが、そんなもの領収書を発行した側に金額・日付を確認すれば良いだけだ。

領収書を発行した側と金額を書き込んだ側の金額・日付が一致すれば真実合致しているといえる。

では白紙領収書で辞職をしている富山市議との違いは何か

http://www.asahi.com/articles/ASJ985RKSJ98PUZB00J.html

「旧知の印刷会社から白紙領収書を束でもらい、市政報告会の資料印刷代を払ったように装って架空請求を繰り返していた」

富山市不正問題はまさに私文書偽造問題なのだ。ここが稲田大臣たちと富山市議との違いである。

辞任した富山市議たちは虚偽記載をし架空請求を行っていたが、稲田大臣たちは実際に払った金額を書いている。だから法律的問題ないのだ。

法律的問題なさそうなので、今の状況だけなら誰も辞任することなくこの問題は終わるだろう。

しかしこのまま白紙領収書を認めたままにしていいとはならない。

辞任をした富山市議たちのように、白紙領収書不正に繋がるものであり政治家が行って良いものではない。

更に今回の自民党議員たちの中にも虚偽記載を行っているものがいる可能性があるので、野党マスコミはしっかりと調べていただきたい。

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