2016-09-06

仕事町田営業に行った妹が、こひつじ幼稚園バスを見かけたと云う。

バスの見た目全く変わってなかったという妹の言葉

そこまで覚えてないわっ!と突っ込みながらも、

大好きだったなーというスタンプにはうん、ってつい自分も頷いてしまった。

自分も大好きだった。

立地が二十年以上変わってないなら、高ケ坂って住所の名前の通り、

幼稚園は今も坂の途中にあるはずだ。

通学のバス亭、あるいはお昼寝の後にサッカーをするために幼稚舎の外を出て、

坂の下の駐車場まで登り降りしたのはなぜか記憶に新しい。

六歳児の自分にはきっつい坂だと思ってたけど、

高校の頃にママチャリで登ろうとしてしんどかったのでやはり急坂だったと思う。

坂を真っ直ぐ行けば幼稚園入り口、途中で左に折れて

さらに登れば町田図書館だったがそこまで行った記憶はない。

この道をもしもあっちへ進んだらその先には何があるのだろう。

あの丘の向こう、なんて憧憬を初めて覚えたのもこの道で。

反対に振り返れば、とても眺めは良かった。

なんてことない、郊外住宅街が続くだけだったけど、

自分暮らしている世界が何倍にも広く大きくいつも感じられた。

幼心に感じた開放感は今も強く覚えている。

逆に、自分はすっかり忘れてしまったのだけれど

親と飲めば、今でも時々この頃の自分にまで話が遡ってからかわれる。

覚えたてだった「地球」をどんなモノの例えにも使ったのでついたあだ名地球少年

地球は廻っている、とどこかの科学者セリフママさん先生の前で発表したら

いたく褒められたのをすごく嬉しがってのことらしい。

とても単純で、でもその後のアレコレに比べたら毒がない話だと思う。

http://m-kohitsuji.xsrv.jp/wp/archives/6128/

そうだ、この変なつぼ。まだ作ってるんだ。デザインも変わらない。

実家が引っ越すまでは少なくともあったっけ。

記憶もモノも、物持ちが良すぎるのはコトだと思う。

計算したら自分がここに通いはじめたとき、母は今の自分と同い年だった。

タラレバ女子を読んで、分かるーとゲラゲラ笑ってる場合じゃないよ!でもまだ

……先のウェブサイトで、保育時間の延長という案内があって

幼稚園でも保育園と同じくらいの時間まで追加料金で

子どもを預かってくれることを知った。

つい、そんなところまで読んでしまう。

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