ふまけんが好きだからこそ、全力パフォーマンスで魅せに来てくれるふまけんが好きだからこそ、あのビリビリDANCEにはショックを受けたオタクは多く、例に漏れず私もそのうちのひとりだった。
そんな何ヶ月か前の事を今さらになって思い出すのは、風磨くんの某雑誌においての例の発言のせいである。
それは、「中島と絡めば喜ばれるだろうけど、そこは裏切った方が面白いと思って」(ニュアンス)みたいな事を言っていた一節だ。
なるほどね、だからあのビリビリDANCEね。って納得するとでも思ったか?まずあの少クラ春休みスペシャルの企画を、彼はどう捉えて居たのだろうか。ふまけん好きなオタクを裏切ってさぁ面白がってくれと捉えての、あの態度だったのだろうか。
ねぇ風磨くん、そうじゃないでしょう。
私はあの企画を、「さぁよってらっしやい見てらっしゃいのシンメとしての商品力アピールの市場」のようなものであったと考える。
どのグループにも一定はシンメ需要はあって、そこに惹かれるオタクは少なくないからこそシンメは商品として、グループの武器として、魅力として成り立つ。
「ねぇお姉さん、シンメをお求めですか?ちょっと僕らのパフォーマンスを見ていってよ、ちょっとでも魅力を感じたら是非とも応援してってよ」と全力アピールする場所であり、1人でも多くのシンメ萌えオタクを墜す最強シンメは一体どのシンメだろうかとシンメ力を競い合ってファンを奪い合う、そういう熱いステージなんだよ。
お前が「面白い」と思って裏切ってジュニアと一緒にうぇーいwwwする様な、そんなステージじゃないんだよ。
ふまけんがしっかりと固まればそれはSexy Zoneの武器になる。そんなことは既に皆が知っている事だし、斯く言う私もふまけんの魅力からSexy Zoneのファンになったひとりである。
しかしながら風磨くんは、先述したような熱いステージで手を抜いて、生ぬるいパフォーマンスを提供し、新たなシンメオタク、新規ファン獲得の絶好の機会を、愚かにもみすみす逃したのである。
私は一気に気持ちが萎んでいくのを感じた。
ああ、がっかりだ。と思った。
ふまけんを応援するのは辞めようと思った。
「どうにかしてファンのみんなを喜ばせたい」と考えてくれるのが、私の好きなアイドルだ。「裏切ってやったぜどうだ面白がってくれ」なんて、なんにも面白くないよ。
さよなら、ふまけん。
最後になったが健人くんはなんにも悪くない。健人くんの事だけは、これからもずっと応援していくつもりだ。
ただ、彼の居るグループを愛する事は、私にはまだ難しそうだ。