ゲーム大好きで毎日ゲームばっかりやってた母が、最近ゲームをやらなくなった。
原因は、アイススケートにハマりだしたからだと思う。いつからかタブレットの検索内容もその辺の記事ばっかり。Amazonの買い物履歴もファングッズとかその辺ばっかり。ちょっと前まではタブレットではゲームの攻略記事ばっかり見てたし、買い物だってお茶2ダースとかそういう生活雑貨以外買わなかったのに。
と、こんな風になってからか、なんとなく最近母のことを「歳取ったなあ」と思うことが多くなった。なんというか、「普通のおばさん化した」とでも言うのか、今まで結構他の人とは違う感じがしていたのだけど、そんな感じがしなくなった。
たとえば、テレビのナレーションにツッコミを入れるようになるとか。考え方もなんか、柔軟ではなくなったような気がする。ドラマも見るものが固定化されてきたような。こちらは元からだったかな。
原因は、ゲームをしなくなったことにあるのかもしれない。以前Togetterで、おじいさんが「不思議のダンジョンに潜ってるからボケないんだ!」とか言っていたのがまとめられていたけど、そんな感じで。ゲームはやはり、老化を食い止めるとか、精神的な老いを遅くするとか、そんな効果がある気がしている。
そう考えると、「親にはゲームをやらせるのがいい」んじゃないのかと最近思う。ソーシャルゲームとかじゃなくて、DSやPSVita、プレステやWiiなど、いわゆるコンシューマ向けゲーム機のゲームだ。ジャンルは何でもいいかもしれない(自分の親はRPG専門だったが、別にそうじゃなきゃいけないことはないはず)。とにかく何らかのゲームをやらせた方がいい。本人のためにも、なにかあったら介護する必要が出てくる子のためにも。
あとは、老化やボケ防止とは関係ないが、ゲームをやっている人ほど、パソコンやスマートフォン等の習熟が早い気がするんだ(ゲームは「いち早くゲームごとに異なるUIに慣れて、楽しむもの」なのだから、ある種当たり前なのかもしれない)。
だから、老化やボケ防止とか、タブレットやスマートフォンの使い方を聞かれる手間を減らすためとか、いろんな面で、「親にはゲームをやらせるべき」なのではないか と最近思っている。