なんて、思う。無理なことは分かっているけど。でも、そこまでしてもらわないと異性のこと恋愛対象に見れないし。
そして本当は、その思考が間違っていることも分かっている。大勢が不幸になる話だ。
でも、私はそれを望んでいる。
自分が女が好きな女だと気付き、いろいろ調べ確信し、レズビアンとカミングアウトとして数年が経った。カミングアウトしたのは、本当に間違えだったとおもう。嘘をつき続ければよかった。
都会はどうか知らないけど、性志向に関して罵倒されなかった月はなかった。
今まで数多くの友人や人々に「女が女と付き合っているって気持ち悪い」「同性愛はいいとおもうけど、子供をつくるか養子を絶対とって育ててくれ」「この人レズなんだ。変わっているでしょ」「日本は差別がないからよかったね」「生物学的におかしいよ、お前」「レズはきれいだけど、ホモは汚いしレズでよかったね〜」は当たり前に言われてきた。
私には直接関係ないことではあるが、淫夢語を使い(それ自体はいいのだけど)「ホモは⚪︎⚪︎」「(異性愛者の男性に対して)やっぱりホモなんですねぇー」と、異性愛者を同性愛者に見立てて(本人も乗り気で楽しげに同性愛者演じる)盛り上がる、等を見てきた、聞いてきた。それはこれからも続く。同性愛は面白いコンテンツからだ。
また同性が好きという感覚は、異性愛者にとって理解しにくいものである。わからないものは怖いものであるし、笑いものにすることで恐怖を和らげているのかもしれないとも思った。
だから基本、反論したところで、人の思考は変わらない。変わらなかった。盛り上がっているところに、マジレスしたら(マジレスすんなよks)と思われることも知っている。知ってしまった。
私が何かしら失態をしたら「レズはこういう奴なんだ」と言われ、他の同性愛者を貶されてしまう。つらい。
異性愛者に変えてくれる手術があるなら喜んで受ける。
なんて彼女に泣きついたら、抱きしめられて結構大きいおっぱいに顔が包みこまれ「つらかったね。大丈夫よ」ってなでなでしてくれたので、やっぱりレズビアンのままがいいです。矛盾、そういうものでしょ。