100人くらいを同時に教えていると、受講生はどうしても2つのグループに分かれる。
1つ目は真面目なグループ。2つ目は単位がくればいいやという不真面目なグループ。
高校までの勉強と大学以降の学びの不連続性をよく理解していない人が大半で
「結果がダメでも、努力が評価されないのはおかしい」というような人がどちらのグループにも結構居る。
最近の、特に真面目な子の特徴として、折れやすいというのがある。
「レポートにふさわしくない表現なのでこのような別の表現に置き換えましょう」と書いても
すぐに人格攻撃されていると言って沈んでいく。
一方、不真面目なグループは本気で授業を舐めている。
適当にやり過ごしてもいいけれど、
だが、不真面目なグループに向けて「もっと真面目にやれ」というと
そこで私が考えたのが「真面目にやれ」と言いつつ、
自分が学生の頃はいかに不真面目だったかを面白おかしく語るというメソッド。
こうすると最も多くの人数の受講生にやる気を出して貰える。
授業前日は必ずと言ってよいほど3時間くらいしか寝られないし、授業前は吐く。