2015-05-29

良い教員たろうとすると疲れる

100人くらいを同時に教えていると、受講生はどうしても2つのグループに分かれる。

1つ目は真面目なグループ。2つ目は単位がくればいいやという不真面目なグループ

1年生を体調としたリテラシ授業を担当しているけれど、

高校までの勉強大学以降の学びの不連続性をよく理解していない人が大半で

「結果がダメでも、努力評価されないのはおかしい」というような人がどちらのグループにも結構居る。

最近の、特に真面目な子の特徴として、折れやすいというのがある。

レポートにおけるまずい表現に対し、

レポートにふさわしくない表現なのでこのような別の表現に置き換えましょう」と書いても

すぐに人格攻撃されていると言って沈んでいく。

一方、不真面目なグループは本気で授業を舐めている。

適当にやり過ごしてもいいけれど、

必ず4年次の卒論で大きな壁にぶつかって最悪留年したりする。

だが、不真面目なグループに向けて「もっと真面目にやれ」というと

真面目なグループ自分のことだと思って凹む。

そこで私が考えたのが「真面目にやれ」と言いつつ、

自分学生の頃はいかに不真面目だったか面白おかしく語るというメソッド

こうすると最も多くの人数の受講生にやる気を出して貰える。

問題があるとすれば私が発言ものすごい神経を使うこと。

授業前日は必ずと言ってよいほど3時間くらいしか寝られないし、授業前は吐く。

でもそのようなことを学生に悟られてはいけないので代償として増田でぶちまける


いつかは自分学生なんて向上心がないと嘯くスレ先生みたいになるんだろうなーと思うと気が滅入る

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