昨日、冤罪の原因になるのでは、と全国的に話題になった「チカン抑止シール」だが、「埼玉県警」鉄道警察隊が作成しているものであることを忘れないで欲しい(朝日新聞記事)。
つまり、埼玉県警による、主に埼玉県民のための施策なわけだ。埼玉県に縁のない外野がいくら不安を訴えた所で、作成している埼玉県警には相手にされないだろう。
逆に、埼玉県民の男性で冤罪が不安なら、その不安を素直に県警に伝えれば、県警としても「不安に思う県民の声があった」ことは無視するわけにはいかないはずだ。
幸い、埼玉県警には、メールフォーム・電話で県民の意見などを伝えられる「けいさつ総合相談センター」がある。
冤罪が不安な埼玉県民の男性・埼玉県の鉄道を日常的に利用する男性は、「冤罪が不安であること」を埼玉県警に素直に伝えるべきだと思う。
この手の話は、ネットでいくら騒いでもムダ。きちんと県警に伝えないと、冤罪が不安な男性など存在しなかったことにされる。
県警の側に立ってみれば、埼玉県との関連が明確でないネットの意見を、「県民の反応」として扱うわけにはいかないからだ。
痴漢抑止は重要だが、このシールには、これまでのチカン対策と決定的に違うところがある。「☓印のインクが(中略)チカン行為の証拠として残ります」と県警が配布しているパンフレット中のマンガに堂々と書いてある点だ。
普通に読めば、県警が「☓のインク」を、被害者の証言と同じように証拠として採用するつもりであるように読める。
・マンガと同じように、手についていた時だけ証拠採用されるのか?服に付いていた場合・手以外の身体についた場合・カバンについていた場合はどうなるのか?
・☓印を付けられた被疑者に対しては、微物鑑定(繊維鑑定)も併用するのか?
・☓印のインクをつけるイタズラは、このシール以外の方法でも容易に可能だと思うが、シールによる☓印かどうかは鑑定できるのか?また、鑑定は必ずするのか?
どうせ、「一概には答えられません」のような返答しか返ってこないと思うが、とにかく、不安を伝えること・返答を得ることに意味がある。繰り返しになるが、本当に不安なら、素直に県警に伝えるべきだ。
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/a0030/sodan/soudan-sougou.html
http://anond.hatelabo.jp/20150418072000
http://anond.hatelabo.jp/20150418072000 冤罪と騒ぐな!とファビョるフェミニストに苛立ってもしかたないじゃん?