2014-12-23

職質を拒否して3人の警官に囲まれたんだが

さっき見た目が激しくオンボロのチャリで道を走っていたら警官に行く手を遮られ、「ちょっと協力してくれる?」と言われた。

いわゆる職質である。きっとオンボロのチャリを見て、盗難チャリではないかと思われたのだろう。

私は一切道交法違反していなかったし、「何かの違反ではないですよね?」と問いただし、警官は「そうです」と言ってきたので、

「これは任意の職質ですよね?だったら拒否します」と言って行こうとしたら、「そうだけど、協力してくれますかね」と行く手を遮られて止められた。

それから名前とか色々聞いてくるので、拒否した。

もし私が何らかの道交法違反などをしている、あるいは明らかに怪しいならともかく、自転車がオンボロだっただけで身柄を拘束され、取り調べを受ける謂れはない。

ここでもしペラペラ色々と喋ってしまうと、この警官たちの強要を許し、人権侵害されることを許容することにつながってしまうと思ったので、

あえて拒否したのだが、そうこうしていると警官が寄ってたかって3人で私を取り囲むようにした。

私は身柄を拘束され、時間をどんどん奪われている。

私が「あなた方が私の時間を拘束する根拠はないでしょう」というと、

警官は「協力すればすぐ終わりますよ?(お前が無駄な抵抗をするからいけないんだろ)」というような趣旨のことを言ってきた。

ここまではまだいい。

しか問題はこの後だ。

突然、背後から、「そうだそうだ」というオッサンの声が聞こえてきた。

振り返ると、通行人の50代くらいのオッサンが警官賛同するようなヤジを飛ばしてきたのだ。

これには驚いた。

そのオッサンは信号が青になるのを見計らって、言い捨てるように見当違いなヤジを飛ばして去っていった。

私は、とても恐ろしく、不安な気持ちになった。

この警官たちの言う通り協力していれば、おそらくものの5分で私は解放されたかもしれない。

しか人権は主張しなければなくなってしまう。

オッサンはそんな簡単なこともわからず、私にヤジを飛ばしてきたのだ。

こういう人間が声を大にしてヤジを飛ばしてくることを許すような社会であることが恐怖だった。

そして、もしこういう人間多数派社会だとしたら、いずれ人権は失われてしまうかもしれない。

もちろん、起きた事自体日常の小さな出来事だし、私の心配はあまりに大げさかもしれないが、

こういうオッサンの存在に驚き、恐れ、不安に感じた、ということを日記にしておこうと思った。

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