投票行ってきてほっとしてる中、
裁判官に時間外まで食い下がったりしてくれたのに勾留が確定。しかも接見禁止。
ぜんぜん出られる気配がないまま投票日が近づきました。
実は留置所でも投票(不在者投票)はできるのを知らなかったので、
担当さん(警察官)に知らされて妙に感動したのを覚えています。
担当さんに「投票どうするー?」と聞かれて「します」って答えたら、
「えっ、ほんとに?」って言われたのも衝撃的でした。
留置は半分以上が外国人だったので(地域・時期によるでしょうが)
投票する人は珍しいのかもしれません。
(でもみんな新聞は熱心に見てたからアパシーってわけじゃないのか?そのへんはよくわからない)
私の場合、接見禁止がついていて、つまり文字を書いて通信することが禁止されていたので、
投票用紙に記入するのにも裁判所の許しを得る必要があったのです。
開き直っていた私は「これも経験だ」と留置中の投票を正直、少し楽しみにしていました。
毎日ヒマでしたし。
ところが突然釈放が確定。
いまも手元にあります。
「審査の上、法令の範囲で・・・・不在者投票に関する投票用紙、
発送用封筒及び投票に必要な立候補者名等が記載された書面の授受に限り、これを解除する」
リビングで「遅いよwwww」と一人大声でツッコミを入れ、一人ゲラゲラと大笑いし、一人うわーんと大泣きしました。
・・・という思い出を投票日の今日に思い出したので、こちらに書いてみました。
この文章が誰の役にも立ちませんように。
そういえば、特別送達とやらは郵便屋さんが玄関越しに手渡す形だったのですが、
封筒にはばっちり「被収容者 ◯◯ ◯子」って書かれてて顔から火が出そうになりました。
あれ何とかならないのでしょうかね。
終わり