「美」を利用する。それ自体は悪くないが、美という商品は確実に目減りしていくのをまるでわかっていない。
美は常に高値づかみの株だ。服装やら化粧に時間をとられすぎている。その時間ででどれだけ勉強できるだろう。
外見は拡張するが、自己の内面性や精神を拡張しない。読書をしない。
二十歳ぐらいからまるで成長していない。常識は18歳までの偏見とはよくいったものだ。
他国はおろか、自国の政治や経済について知ろうとしない。経済の停滞はすべて政治家の所為にする。自らの無知は戒めない。
社会が成熟すれば「健常者」でいられるレベルが上がるのは当然のことだ。
字が読めなくても農民でいられた。大卒であれば定年まで職にありつけた。高い技能や知識を身につけようとしない。
美によって階層が移動できると考えている。一定真実ではあるが、”妻”には選ばないだろう。
自己顕示欲と偏見に満ちている。自己を確立しない。周囲との差や立ち位置ばかりを考える。
一瞬の快楽にふけり、永続的な性愛パートナーを作ろうとしない。