ちょっとした事情があって、先日マスコミのインタビューを受けた。
普段マスゴミとかって貶されている人々の姿の一部を見たので、書き留めておく。
でも、僕の興味関心事項は、「どこで社の意見としてできあがってくるのだろう」っていう点に帰結する。
何となく記者さんってエリートエリートしているのかなって思っていたのだけど、そんなことなかった。結構世間話だとか、苦労話とかもこっちが尋ねれば教えてくれる。
無意識で「被疑者」という言い方をしていたみたいなんだけど、それに気づいて「法学部の方ですか?」と聞いていた。インタビューされる人の言葉遣いに極めて神経質なんだなと思ったし、成る程彼らが失言問題をよく見つけてくるなと思った。
勿論言葉を操る職業なんだから、言葉に神経質であるべきで、言い方は好ましくないけど、ただただ感心した。
タクシーで来てた人や取材車両で来てた人も一部居たけど、路駐するようなことはなかった(寧ろ警察車両の方が邪魔だった)
警察官は人を疑ってかかる感じがプンプンするんだけど、そういうのはなかった。
カメラクルーは時折ぶしつけだった。記者さんが真面目な感じだっただけに余計に目立った。
たまたま現場に一人しか居なかった僕に対して、記者さん達は私が私がっていう感じではなくて、誰とはなく音頭を取って節度ある態度で取材してた。
顔出しはちょっと…って渋るとどうしてですか?って聞かれるのはちょっと参った(キッパリ断ったら強く押しては来なかったけど)
某社の人は渡したスマホから勝手に画像を引っこ抜こうとしてたので慌てた。こういう例外事例はありました。
社の意見とかっていうのは誰が造るんだろうなって思った。記者の人達はそれぞれに問題に対する関心があって、(少なくとも言葉上は)社の姿勢に対しても批判的だったから、余計に。