壁にぶち当たり喚くプログラマ
彼の人はもういない。
誰も得しないような機能の画面デザインだけが何度も書き直されていく。
このクソみたいな弱小企業のクソみたいなプロジェクトは一体全体どんな存在意義を持つのか?
退勤時に作業日誌を経営者に提出し進捗報告を行う。
皆様、場当たり的なプログラミングをされる。
反対に、基礎工事的なことに関しては懐疑的な表情をし、時間が掛かり過ぎると、影で別アルバイタに陰口を叩く。
問題はそれだけではない。
そこには企画というものは存在しないし、マーケティングなんてもってのほか。
無神経にパクっとけといわんばかりの提案を押し付けくる。
開発能力が低い学生アルバイトがとりあえず経営者の満足する画面レイアウトだけ実装したものを提出し去っていくプロジェクトがほとんどである。
とりあえずリリースまでこぎ着けたものがあっても旬が去った一発ネタを投入するものである。
こんな金食い虫の部門じゃ誰も覇気はない。
そんなどうしようもない状況で
経営者はどうしようもないプロジェクトに的はずれな指示を続けていく。
そう資金が底をつくまで