たけしが表彰状 タモリをイジリ倒す
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140331-1278283.html
初めて「いいとも」を見たのははっきりとは覚えていないが、少なくとも小学生時代「いいとも」は子どもたちの“憧れ”であった(平日は学校があって見れないから)。俺はそこまで熱心に見ていた訳ではないが、『スクールカースト』の上位にいた連中は「いいとも」の人気コーナーだった「世紀末クイズ」の本をいつも小脇に抱えてワイワイ遊んでいたのは確かだ。
今日、「いいとも」が終わるのを機に思い返してみると、この番組ほど素人をいじめ抜いていたものはないと思う。最近だと水曜日の素人にあだ名をつけるコーナーなんて、明らかにクラスのイケてない子に対するいじめっ子の『言葉の暴力』だ。あとは顔と実年齢のギャップを晒すとか、自分の身内が芸能人の誰々に似ているとか、変な素人を芸能人がバカにしてそれを日本中に生放送で垂れ流していたのだから、こんな低俗番組は終わって当然である。夏休みによくやった素人女性の水着自慢なんて、どう見ても男性の女性に対する性差別である。
学校生活とかでありがちな「コミュ力」によってスクールカースト上位にいる生徒が下位の生徒を集団でバカにしているような気持ち悪い笑いを何の疑いもなく放送するんだから、中世ジャップランドのテレビマンは精神異常者だと断言してもいい。現に、日テレの某プロデューサーが「我々テレビマンは視聴者のことを信用していない。『馬鹿にどう見せるか』としか考えていない」と発言して、物議を醸したことがある。
「芸人には一般人としての良識がないから『芸人』という仕事をやっている」という上岡龍太郎さんの言葉を借りるなら、タモリも所詮『芸人』なんだよな。