iPS細胞とSTAP細胞、登場時の世間の扱いには明らかな違いがあった。
確かにiPSの時のようにSTAPを純粋に褒め称えるニュースもあったが何割かのニュースでは「リケジョ」だの「割烹着」だのにスポットを当てていた。
そして今SAPTにわずかな陰りがさしたタイミングをまさに見計らい「夢見がちな理系女子が突っ走った論文を出してしまった」という雰囲気を作ろうとしている者達がいる。
余りにもできすぎた展開である。最初からこうなる事を見越していたかのようではないか。
その者達とは誰なのか……勿論!iPS細胞に多くの期待をかけそれ故に引くに引けない所まで来てしまった者達だ!
彼らにとってのSTAP細胞はHDDVDに対するブルーレイも同じ、絶対に潰さなければならない存在なのだ。自分たちが投じた資金、名声、それらを回収するためにも。
故に彼らは報道やネット世論を影で操り(これはむろん暴力や金の力を使ってのものだろう)、STAP細胞を潰そうとしてるのだ!
何て見苦しいのだろうか!これはまさにヤクザの手口だ!こんな悪辣な行い非道が許されていいのだろうか!
諸君、我々はこの悪事を裏で操っている者達、iPS細胞勢力の中に潜む悪党どもを打ち倒さなければならない!健全な学問・技術発展のためにも!