そしたら生活保護の話をずっとやってて、へえー悪用とかもあるんだー大変だな―などと思っていたところ、
一緒に観ていた親父がテレビに向かって、
「なんで年金より生活保護の方が金額が多いんだ!こっちは真面目に働いて払ってんのに不公平だ!」
みたいに本気で怒り始めて、なんでそんなにこの人は怒っているんだろうかと。
そもそもあなたそんな年金の額がちょっと増えたぐらいで何に使うのよ。
別にうちにお金が無いわけじゃないのに服は全部ユニクロだし、車も中古の国産車だし、
何か特別お金のかかる趣味がある訳でもないじゃない。あと家のローンもとっくに、10年以上前に払い終わってるし。
だから、詳しくは知らないけど貯金は結構あるらしい。ならそんなの別にどうでもいいじゃない。
生活保護を受けてる人の人生を想像してみると、まあこれは想像でしか無いんだけどロクなもんじゃないと思う。
だってまともな職につけないどころか、パートとかすら何かしらの理由で上手くやっていけなかった訳でしょ?そうゆう人達な訳でしょ?
んで、タダで国からお金もらえるっつったって、月10万ですよ10万ちょい。海外旅行に行ける訳でも、高級レストランに通える訳でもない。
なんか、毎日が輝いた生活を送っている生活保護受給者って想像できない。
じゃあ、自分の生活は輝いてんのかって言われるとそうゆう訳でもないけど、全然悲惨ってことはなくて、
普通に働いて、収入があって、普通に飯食って、住むところがあって、たまに友達とかと遊んで。
そう考えると、まったく生活保護を受けてる人がずるいとか羨ましいとか不公平だとかいう感情が湧いてこない。
ただ単に、「ああ、かわいそうだな」って思う。「人生失敗したんだね、かわいそう」って。