2014-01-14

日本社会によこたわるコミュニケーション障害の病魔

政治からしてコミュニケーション障害なのですから、さじを投げるという状況であると私には思えますね。

法案を通すのにも話しあいをしない、反対意見デメリットを出し尽くさずに勝手に決めてしまう。きっと、あとで取り返しのつかないことになったとしたら非難轟々でしょうね。原発爆発とおんなじです。いいふうにばかり聞かされて、勝手に決められて、あとでトラブルが起こったら「聞いてないよ!」っていうことになりますよね。

外国との話しあい姿勢のなさ、そもそも外国に対する関心の低さ、自己中心的な内向性にもびっくりします。相手国にわかってもらいたければ、ねばりづよく話をするべきです。ところが例えば「靖国参拝」だとかいうように象徴的な行為を一発やらかして、それでもう対話チャネルが閉じてしまうわけですから田中角栄日中友好チャネルを開いたのと同じ政党がやっていることなのか、不可解です。

話しあいをしないというのはつまりは反民主主義的です。勝手に決めてしまうわけでしょう、権力者が、既得権益者が。情報操作されて、勝手に決められて、利害だけ帰属させられる。だから近代革命があったのに。自国民と話しあいをしないのも反民主主義的ですし、外国と話しあいをする気がないのもまた世界社会において反民主主義的です。

いわゆる「上から目線」の態度しかとれないのでしょうね。対話をするということが、前提には最初からないのでしょう。私の経験からいって、「上から目線」の尊大な態度をとる人は大概卑屈です。誇りがないから、偉ぶらなければならないのです。自己尊厳がわからない人は他者尊厳もわからないでしょうし、また逆もしかりです。いまの日本社会にはそういう人が増えているように思います

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