狭義だの広義だので言い争ってるの見て、なにより不毛だなあと感じつつ、
個人的には「強制連行」って単語にあれこれ意味を付け加える広義派はちょっと筋悪いんじゃないの、
新しく別の言葉を使って表現するべきなんじゃないの、と思ってたんだけど、
例のあれを読んでて、あれを数万倍のスケールでやらかしたのがそれなんじゃないのかと思ったから言葉にしてみる。
つまり、一般人の感覚だと「強制連行」って言葉から連想されるイメージは、
警察官にもみくちゃにされる犯人とか、エリア55的な両脇抱えて引きずられていく宇宙人の絵面でしかないと思うんだけど、
そこに、学者が特別な界隈でのみ通用する意味を付与するまではいいとして、
それを一般の人が何の説明も無く理解できると考えて、界隈の外で使ったところで、
案の定誤読されて反発食らうってのは、件のあの人がやった事と同じなんじゃないのか。
教科書に書いてる通り(載ってたよね?)「強制連行はあったんだよ」っていう話を信じてきた人が、
「(狭義の=庶民にとって自明の)強制連行はなかった」っていう話を資料付きで教えられた時に、
そりゃ「(限定のない)強制連行はなかった!」って言い出すのは当然だと思う。
そこで学者とか活動家の人が「(広義の)強制連行はあった!」って主張しても、
庶民にとっては自説を曲げない為の屁理屈にしか見えないんじゃないか。
そこで理解してもらいたいなら、啓蒙したいなら、前提を一つ一つきちんと説明するか、
眠いから適当に言いたかったことまとめてついでに予防線張っとくと、
この文章は慰安婦問題そのものについては何の意見も含んでなくて、