TOEICの良さは、そこそこの英語力を量ることができるってところにあると思う。
900前半くらいとるとどれだけのことができるようになるかというと、
単語は8000語ほど覚えるので、Financial Times(日経みたいなもん)、BBC、USA Today程度ならば1記事に2,3個単語知らない程度の単語力がつく。
論文もこれに専門用語の暗記を加えれば分からない単語は2ページに1個くらいになる。
リスニングもBBCラジオ、CNNならば半分くらいは聞けるようになる。日常会話も予想がつく範囲ならばそこそこには聞き取りに困らない。
これがどれくらいすごいかというと、この程度の英語力あれば、書くのも話すのも後は慣れでただ挑戦すればいいだけとなること。
書くのと話すことに苦慮している中で、単語もリスニングもそこそこ伸び、これにより日本人の中では英語がつかえる方となる。
TOEICはスピーキングという日本人にとって一番避けたい科目から目を背けさせながら英語を勉強させることができ、それをしなければいけない状況に追いやられたときの下地を提供する。
リスニング、リーディング(という名の単語暗記)は独学の効果も出やすいので勉強にはもってこいである。
TOEIC満点だろうが、しゃべったり書いたりしたことがなければ、しゃべりも書けもしない。
8000語程度の単語力では、小説は無理だし、現地向けの新聞、Economist等は読めない。普通に知らない単語ばかりで歯が立たない。
リスニングだが、全てのニュースを一発で聞き取るのは困難なのはもちろん、ドラマ映画も理解できないし、TEDだって無理(分かりやすかったり、自分の関心分野は聞き取れるけど)。
また、TOEIC高得点+2,3か月の喋り書きの訓練して日本人の中では英語がつかえる方となっても、英語圏に行ったら最底辺の英語力である。
しかし、一般的にペラペラみたいなイメージのTOEFL100点であっても、IELTS7.0(TOEIC900半ばくらいあれば、スピーキングとライティングを3か月くらい目いっぱいやれば
これくらいとれる。TOEFL100は若干きついか。90位?)であってもゴミなので気にする必要はない。
ようはそこまで来たら資格で英語力を図るすべはほぼ皆無(CPEくらい?)で、英語をメインとする生活を3年ほど続けて非英語圏出身の人間とは英語で会話が不自由しない
程度になるくらいしか手がない。
ということで、英語ペラペラとかの幻想はやめて、まずは効果が出やすいリスニング、リーディングのみを勉強し、資格としてもある程度機能するTOEICを勉強しよう。
ためしにBBCの記事読んだけど軽く10個前後わからん単語があったわ。あ、ちなみに海外に6年間りゅうがくしてますた。 けどたいていは文脈から意味を類推できるからもんだいないけ...
TOEICもTOEFLも、所詮は試験だし、慣れでなんとでもなる。 TOEICは970、TOEFLは115だけど、それでも英語ネイティブと英語で対等に渡り合えるかというと...